はじめに
私は、息子が0歳のころから毎日読み聞かせをしています。
実際に読み聞かせをして、子どもの反応が良かったものや、私自身が魅力的だと感じた絵本を紹介します。
こんな人におすすめ
- 読み聞かせにおすすめの絵本を知りたい
- 定番以外の絵本を探している
- 時代に合った絵本を知りたい
2~3歳向け絵本の特徴
簡単なストーリーがある
2~3歳になると、短い物語を理解できるようになるため、起承転結のある絵本が好まれます。
日常生活や身近な出来事(食事、トイレ、動物、乗り物など)がテーマの話が多く、共感しやすいのが特徴です。
語彙を増やす言葉遊びや会話が多い
「トントントン」「ドッカーン」などの擬音語・擬態語が多く使われ、言葉遊びの要素も含まれています。
キャラクター同士の簡単な会話が増え、「〇〇していい?」「うん!」など、やりとりを楽しめる絵本も多いです。
行動や感情を学べる内容が多い
「ありがとう」「ごめんね」「かして」など、コミュニケーションの基礎を学べる絵本が人気です。
自己主張が強くなり始める時期なので、「イヤイヤ期」に共感できるストーリーもよく読まれます。
好奇心を刺激する仕掛けがある
めくると絵が変わる、仕掛けが動く、穴が開いているなど、触れて楽しめる絵本が増えてきます。
「どこにいるの?」と探すような遊びの要素があると、夢中になって楽しめます。
おすすめの絵本
のらねこぐんだん ぱんこうじょう
8匹ののらねこたちが、わんわんちゃんのパン工場に忍び込み、やりたい放題。最後はわんわんちゃんに見つかって、反省させられるお話。
道徳的なメッセージがあるような…ないような…(笑)。
かわいいキャラクターとぶっとんだストーリーがくせになる1冊。
よしよしよしおさん
「よしよし」するのがお仕事のよしおさん。困っている人をよしよしして、どんどん問題を解決していきます。予想外の展開に、子供も夢中に。
「どこだどこだ よしよしするこはどこだ?」というリズミカルなフレーズも楽しく、読み聞かせが楽しくなる1冊です。
まどからのおくりもの
サンタクロースが動物たちにプレゼントを届ける、仕掛け絵本。窓からちょっとだけ見える動物の体の一部で、誰の家かを予想しながらプレゼントを配ります。ページをめくると本当の住人が分かり、答え合わせができる仕組みになっています。
「誰のおうちだろうね?」と、子供と一緒に当てっこするのも楽しいですよ。
キャベツくん
登場人物は、お腹を空かせたブタヤマさんと、キャベツのキャベツくん。ブタヤマさんがキャベツくんを食べようとすると、「ぼくをたべるとキャベツになるよ!」と言ってけん制。
初めは強気だったブタヤマさんも、次第に食べる気を失っていきます。
ブタヤマさんとキャベツくんの会話でストーリーが進むので、お話ができるようになる2~3歳にぴったり。
しょうぼうしのサルサさん
消防士のサルサさんが、通報を受けて出動!素朴なストーリーなので、2~3歳でも理解しやすく、楽しめます。
海外の絵本を思わせるポップなイラストも魅力です。
ペネロペ ひとりでふくをきる
パパやママの助けを借りず、ペネロペがひとりで服を着るのに挑戦します。ペネロペの視点で進むストーリーに、子どもたちも共感。身の回りのことを自分でやり始める2~3歳にぴったりです。
ペネロペに語り掛けるような文章や、ペネロペの子供らしい口調も、読み聞かせにおすすめなポイントです。
ところで、息子はペネロペの鼻を口だと思っているらしく、「ペネロペが、『アー』してるね!」と言っていました(笑)
ちょっとだけまいご
迷子のフクロウを、うさぎがママのところに届けるお話。そそっかしいうさぎは、ママを間違えてばかり。
子供にも分かりやすいシンプルな展開で、「次はどうなるんだろう?」という子供の好奇心を刺激します。
ねこいる
あ、猫がいる!ここにも、あそこにも、猫がいる!ただただ猫が登場する本。公式いわく「頭は良くならない絵本」(笑)。
しかし、“奇をてらう”テクニックが見事。初見では絶対に分からないところに猫が潜んでいるのです。意表をつかれた子供は大喜び!夢中になって読んでくれます。
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