はじめに
私には、3歳と0歳の息子がいます。お兄ちゃんには、0歳の頃から3年間毎日読み聞かせをしてきました。その経験をもとに、読み聞かせの効果や続けるための工夫をお伝えします。参考になれば嬉しいです。
こんな方におすすめ
- 絵本の読み聞かせがいいと聞くけど、本当に効果があるのか知りたい。
- 他の家庭ではどうやっているか知りたい。
- 読み聞かせを始めたけど、子どもが集中しない。自分も退屈で続かない。
読み聞かせで感じた効果
読み聞かせには、言語能力や情緒の発達、社会性の向上など、多岐にわたる効果が報告されています。
ここでは、実際に私が感じた効果を紹介します。
本が好きになった
息子にとって、本は身近な存在。テレビをつけなくても、本を読んで満足そうに過ごすことも多いです。
このまま読書が習慣になり、将来も本を楽しめる子になってほしいと願っています。
言語認知力が向上した
3歳の息子は、言葉の理解が早く、実際の年齢よりも高い言語認知能力を持っているように感じます。年長向けや小学生向けの絵本もすんなり受け入れ、楽しんでいます。保育園の先生にも「絵本のセリフを覚えて口にしたり、話の流れをよく理解していますね」と言われたことがありました。
日々の読み聞かせを通じて、語彙やフレーズ、文法が自然に身についたのかもしれません。
文字を読めるようになった
息子は、比較的早くひらがなやカタカナが読めるようになりました。
実際は、絵本だけでなく、お風呂に貼る50音のポスターを活用しました。ポスターで文字を覚え、絵本で試す。この繰り返しが定着につながったようです。
親子の絆が深まった
我が家では、毎晩、寝る前に1〜2冊の絵本を読むのが習慣。
忙しい日常の中で、親子でゆっくりふれあえる貴重な時間になっています。
また、共通の物語を楽しむことで、親子の絆の醸成にもつながります。
読み聞かせの効果を高める工夫
読み聞かせを効果的にするために、我が家で実践している工夫を紹介します。
新しいジャンルの本を取り入れる
好きなキャラクターの本ばかりでなく、あえて今まで読んだことのない作家の絵本も選ぶようにしています。
読書の幅が広がり、ネタ切れの心配もなし。
ストーリー以外にも注目する
絵本の挿絵には、細かい仕掛けがあることも。
「これ見て。気づいてた?」と、子どもと一緒に楽しんでいます。
観察力が養われ、子ども自身も細かい部分に気づくように。
問いかけながら読む
少し大きくなってからは、「このクマさん、なんで泣いてると思う?」といったように、登場人物の気持ちや文脈を考えさせるような問いかけをしながら読んでいます。
子供の成長を感じたり、意外な答えに思わず笑ってしまうことも。
読み聞かせを続けるコツ
読み聞かせをしたいけど、続けるのはなかなか難しいですよね。
ここでは、読み聞かせを続けるためのコツを紹介します。
お出かけ先を図書館にする
そもそも本を準備すること自体、ハードルが高いですよね。
そんな時は、子供と一緒に図書館にお出かけしています。最近は、子供連れでも利用しやすい図書館がたくさんあります。
本を借りられて、子供とお出かけもできて一石二鳥。
「それも無理」という場合は、絵本のサブスクを利用するのもいいですね。
親も楽しめる本を選ぶ
絵本がつまらなくて、読み聞かせが苦痛なことがありますよね。
そんなときは、自分が読みたい本を選んでみてください。絵が可愛い、ストーリーが面白いなど、自分が楽しいと感じる要素がある本なら、続けやすくなります。
寝る前に読む
読み聞かせは、ご飯やお風呂といった他の用事に比べて優先度が下がりがちです。私のおすすめは寝る前に取り入れること。寝る前なら他にすることが少なく、毎日続けやすいですよ。
最後に
読み聞かせのおかげか、息子は本が大好きです。
文字が読めるようになり、自分で本を読む姿も少しずつ見られるようになりました。
読み聞かせの一番の効果は、語彙や知識を増やすこと以上に、その能力を使って子供が自ら情報にアクセスできるようになり、自分で世界を広げられる力が育つことだと感じます。
ぜひ、楽しみながら続けてみてください!
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